特殊鋼・ステンレス

特殊鋼とは一般的な鋼（鉄と炭素の合金）に比べて特定の特性や性能を持つ鋼材のことを指します。特殊な用途や要件に対応するために、特定の合金元素の添加、熱処理、または加工技術を使用して製造されます。これにより、特殊鋼は異なる用途に合わせて異なる強度、耐摩耗性、耐腐食性、耐熱性、導電性などの特性を持つことができます。ステンレスも特殊鋼の1種類です。

エンサーブはお客様の地域で入手しずらい特殊鋼・ステンレスをご提案・お探し致します。エンサーブは以下の4つのメリットに基づき、様々なものづくり業界のユニークな相談先となっています。

＜メリット1＞　希少性

特殊鋼の中でも、高い硬度が要求される鋼種など、量が鉄鋼メーカーからすると少ないため納品LTがお客様のご要望よりも長かったり、将来的な安定供給に課題がある場合がございます。エンサーブでは世界各国からそのような希少な特鋼の代替材をご提案させて頂くのを得意としています。JIS認証・日系メーカーへの納品実績もあるニッチな海外の特殊鋼・ステンレスも提案可能です。ニッチすぎて見つけるのが困難な特殊鋼の代替品をお客様からご相談を頂いております。

＜メリット2＞　優れたQCDバランス

金属材は用途に応じて求められる品質・コストレベルが同じ鋼種であってもまちまちです。エンサーブではお客様の用途に応じて世界最高レベルからコスト競争力重視の母材を提案させて頂きます。このバランス感覚はものづくりのバックグラウンドを持つ弊社ならではの強みです。

＜メリット3＞　柔軟かつ迅速なサプライチェーン構築能力

エンサーブは、母材から加工におけるサプライチェーンを国をまたいで柔軟かつ迅速に構築する事ができます。お客様は納品物をお受け取り後すぐにお使いいただけるようにいたします。例えば、コイルだと鉄鋼ミルは板厚1.5mm程度までしか加工できない、表面の仕上げについてもお客様のご要望と相違がある時があります。弊社ではその後の更なる圧延や、表面仕上、さらにはプレスや加工状態での納品、第三者機関による出荷前検査、JITでの納品体制もご提案可能です。

＜メリット4＞　強力な連携力

エンサーブはメーカー製造バックグランドを持っています。特殊鋼・ステンレス材だけでなく、「自動車、産業機械、医療、海洋油田」における分野においては開発・加工工程・使用環境についても理解が深く、迅速でツボを押さえた効果的なコミュニケーションがとれます。また、納品後に何かあれば真摯・フェアにお客様・製造パートナー様とコミュニケーション、問題解決に取り組まさせて頂いております。

弊社では特性、品質、価格、納期においてお客様にとってメリットのある特殊鋼・ステンレス鋼をご提案させて頂いています。一覧にない鋼種、既存の鋼種では解決できないお悩みがある場合、一度弊社にお問合せ下さい。世界には日本にない/なくなってしまった鋼種を作っている鉄鋼ミルがあり、お悩みを解決できるご提案ができる場合もございます。

形状は、コイル材、帯鋼、棒材（炉から出たばかりの鋳造ビレット材からみがき棒まで）、線材（丸、平、異形）を提案可能です。もし一覧にない特殊な形状、厳しい寸法や公差のために最適なサプライチェーンを構築するのが困難な場合でも、ご相談下さい。エンサーブにて世界中の製造パートナーのネットワークを活かした最適なサプライチェーンのご提案をさせて頂きます。

特殊鋼、ステンレスの用途は以下の通りです。その他の使用方法についても、使用用途から仕様・鋼種検討をお手伝いさせて頂きます。

日本では入手困難な溶接材もご提案致します。詳しくはこちらをご覧ください。

エンサーブでは、特殊鋼・ステンレスについて、ご要望の鋼種・形状・寸法・追加工を最適なQCDでご提案致します。また特殊鋼を活かした日本品質の医療用鋼製器具も提案させて頂いております。

特殊鋼・ステンレスに関するお悩みは、エンサーブまでお気軽にお問い合わせください。