新製品に使う特殊鋼・銅合金が見つからない

新製品に使う特殊鋼・銅合金が見つからない

新製品の開発や既製品の性能アップのため新しい特殊鋼・銅合金を探しているが見つかりませんか?あるいは既存金属部材の仕入先を一部変更することを考えていますか?ニッチな金属材料は探すのに時間がかかる、製造ロットが合わないなど、開発に支障をきたすことがございます。弊社は、ニッチな金属部材の面倒な部分(仕入先開拓・加工サプライチェーンつくりこみ)を引き受け、オーダーメードのサプライチェーン構築をワンストップでお任せ頂けます。

新しい金属部材のサプライチェーンを構築するためには、4つの課題があります。

入手性

ニッチな金属材は製造しているところを探すこと自体が困難です。鉄鋼メーカーなども製品リストにないけど生産している鋼種や逆に製品リストにあるけど製造していないケースがあります。仮に製造するとしても最低購入数が大きすぎて合わないなどもあります。

QCD

既存のサプライヤーとは暗黙の了解であっても、新規サプライヤーとはQCD(品質、コスト、納期)について基準・期待値を伝え、満たす必要があります。特に、自社ではあたりまえと思っている事が新規サプライヤーではあたりまえでないケースがあり、思わぬ理由で品質が見合わないケースがございます。

規制・財務リスク

輸入規制、関税、法的要件を明確にする必要があります。また海外貿易には財務リスクが伴い、キャッシュフローが制限される恐れがあります。

量産準備

物流手配や社内使用のための前処理・前加工は、実際の導入に向けた運用準備として検討が必要となります。また、海外企業との取引をする場合、輸出入にわたる書類作成や円滑な通関に向けた準備などが必要となります。

エンサーブのサプライチェーン開拓支援

弊社との協業により、サプライチェーンの新規開拓における失敗のリスクを軽減することができます。そして、他の重要な課題に集中することができます。

製造メーカーの提案

お客様に代わって入手困難な金属材ニーズに最適なサプライヤーを選別します。金属種類・用途・数量に応じて最適なサプライヤーを国を問わずご提案させて頂きます。お客様の優先順位に応じて、製造パートナーの組み合わせの優先順位を変更することもあります。弊社にお任せ頂ければ、お客様は時間を節約し、他の専念すべき業務に集中することができます。

QCD管理

私たちはまず、お客様のQCDに対する基準や隠れたニーズを明確にするために、ヒアリングや壁打ちといわれる話し合いによる基準の明確化をお手伝い致します。お客様のQCDに対する期待値に基づき、品質、コスト、納期を満足させるサプライチェーンの提案を行います。また、品質を保証するために第三者による検査を手配することもあります。開発初期フェーズから量産化まで、お任せ頂けます。

規制・財務リスク対策

輸入規制や関税など、あらゆる法的側面に対応し、コンプライアンスを遵守したスムーズな納品を実現します。また、日本のお客様とは国内取引となるため、商業化する際には末締め翌月末払いと標準的な支払い方法ができる事で海外貿易による財務リスクを回避できます。

量産準備

弊社では50年以上にわたる貿易実務の経験を活かし、ものづくりにおける前処理・前加工だけでなく梱包などの量産準備を行い、安心してお届けできるようにしています。

特殊鋼・銅合金が見つからないときには

エンサーブは、金属(特殊鋼、ステンレス、銅合金)とものづくり(産業機械、医療、海洋油田)両方に知見とノウハウを持っている東京の専門商社です。特殊鋼・銅合金が見つからない際にはオーダーメイドの材料とすぐにお客様でつかえるよう前加工をし、新製品の開発をお手伝い致します。

品質を犠牲にすることなく、安定供給をするために、どのようにお客様のサプライチェーン切替を支援したのか、事例をご紹介致します。